;■背景;路上 夜 10月31日 ハロウィン ;■幼女 立ち絵 ;■咲都 立ち絵 幼女「ハッピーハロウィン!」 咲都「ハッピーハロウィン」 ;■立ち絵アウト ハロウィンの街は楽しそうに仮装をした人達で賑わっている。俺はひとり言を呟きながら道行くロリをチラ見して愉しんでいた。 俺「あっちもこっちもハロウィンコスプレ幼女かかわいすぎだろ。あーペロペロしたい。ロリちゃんペロペロんだよ」 子供達「「トリックオアトリート! おかしをくれなきゃいたずらするぞ!」」 俺「なん、だと……っ!? お菓子をくれなきゃイタズラするぞ、だとっ!?」 俺「これはロリ様からのお誘い? 普段なら話しかけるなど言語道断、見ているだけでも事案もののロリ様と交流できる? そのお許しを、ロリ様から頂けた……?」 俺「そうか、そうだったのか……ハロウィンは、ロリと合法的に触れ合える日だったってことか!?」 俺「カボチャ食ってる場合じゃねぇ! 俺もハロウィンに参加して、あわよくばロリとお近づきになってあんなことやこんなことを……ふひひ!」 ;■暗転 俺「お菓子は買った。あとはロリだけ」 ロリが好きそうな可愛らしい梱包のお菓子を見せびらかしながら歩く。 俺「ロリ釣りロリ釣りヤりたいな、イエスロリータノータッチ」 幼女「あ! おかし!」 ;■立ち絵 幼女 幼女が、とててて。と小走りに寄って来る。 幼女「トリックオアトリート! おかしをくれなきゃいたずらするぞ!」 俺「は、はい、幼女さま」 幼女「ふぇ?」 俺「あ、いや、かわいいお嬢ちゃんだね、はい、お菓子だよ」 幼女「わーーい、ありがと! お兄ちゃん! ハッピーハロウィン」 俺「いえいえ、どういたしまして。ハッピーハロリィン」 幼女「ろり?」 俺「言い間違えちゃった。ハッピーハロウィン!」 幼女「うん! ハッピーハロウィン! ばいばーい!」 ;■立ち絵アウト 幼女 俺「くぁ、かわいすぎだろ常考。あんな純真無垢なありがとうが聞けるのは幼女だけだぞ」 俺「女の人と話すのはやっぱ少し緊張するけど、それを上回る幸福感! ロリは最高だぜ!」 俺「そしてなにより渡す時に触れる手の柔らかさ! たまらん! 溜まる! 食べちゃいたいとはこのことか! ハッピーハロリィン!」 オスガキ「おいお前」 俺「え、ひっ……」 ;■立ち絵 オスガキ 急に男に声をかけられ弱々しい声が出てしまった。男と言ってもオスガキだが。 俺「は、はい、なんでしょうか」 ガキとは言え男は怖い……。 オスガキ「お前いいもん持ってるな。トリックオアトリートだ。お菓子を寄越せ」 俺「……はい……」 ロリのために用意したお菓子なのに最悪だ。渡したくない……けど怖い。お菓子一個で殴られたりしないで済むなら仕方ない……。 オスガキ「おいオッサン。もちろん全部だ」 俺「そんなっ」 オスガキ「いや全部でも足りないなぁ。もっとだ。どうせなくなったら買い足すんだろ? だったら金も渡せよ。全財産だ。売れそうなものも全部寄越せ! 大人ならいいだろ」 俺「そんな、ひどい」 オスガキ「だってハロウィンってそういう日だろ。子どもは大人から物を奪っていい日だろ!」 俺「そんな、独りよがりでメチャクチャな理屈」 オスガキ「ブッ飛ばしてやる! おら!」 このオスガキ、ハロウィン過激派だ! 逃げるしかない! 捕まったら終わりだ! ;■暗転 俺「はぁ、はぁ、なんとか、撒けた……これからはオスガキに見つからないよう行動しないと」 ;■立ち絵 咲都 咲都「……」 俺「なっ……なんだ、あの超かわいい美幼女は」 なんとしてもお近づきになりたい。そしてあんなことやこんなことを……ふひっ。 俺「こ、こんにちは。あ、いや、こんばんは。か、あへ、あ、あの、お菓子ほしい?」 咲都「……きもちわるい」 俺「え? 今なんて」 咲都「いらない」 笑みをたたえたまま言い放たれた拒絶の言葉に傷ついた気持ちになる。と同時に、何故だろう、興奮を覚えた。 咲都「でも、お菓子じゃないほうだったら、いいかもね」 俺「それってどういう」 なんでか、期待が股間を熱くする。 オスガキ「見つけたぞ!」 俺「ひぃっ」 俺は全力で走り来るオスガキへの恐怖から反射的に駆け出した。 咲都「くすくす。またね、お兄ちゃん」 ;■立ち絵アウト 咲都 くそっ、ロリとの時間を邪魔しやがって! オスガキは怖いけど、ロリとは触れ合いたい! なんとしてもハロウィンを楽しんでやる! たくさんの幼女と触れ合ってやる! そして、あの幼女にもう一度アプローチして絶対触れ合ってもらうんだ!