■プロット(簡略版) (1) 王国アンダルシアに美しい姫がいました。姫の遊び相手をしていたのはメネストレルと呼ばれる宮廷魔術師たちでした。 特に同じ年頃の女の子フィーレは姫の良き話し相手を務めている仲良しです。 しかし邪悪な魔法使いフリストンの呪いによって、姫の姿を牛に変えられてしまいます。 姫を救うべくして王国は冒険者を募りました。そこに現れたのは旅人にして可憐な女の子のキホーテでした。 彼女は自らをドルネシア姫に仕えるカステラの騎士と勇ましく名乗りますが、 戦士と呼ぶには頼りなく、出自も怪しいと人々は笑います。フィーレだけが彼女を擁護し、王様に信じるように懇願します。 そこで王は試練を与えることにしました。成功の暁には、キホーテをアンダルシアの騎士として叙任することを約束します。 アンダルシアの姫を救うのは、余所者としてではなく、正式なアンダルシアの騎士でなければならない――キホーテも王の条件を承諾しました。 かつて王に背いて洞窟の奥深くに閉じこもった魔法使いから、魔道書を奪いとることが任務です。 ...(ステージ1、レンガのダンジョン・カスチリヤの洞窟) 見事、試練をクリアしたキホーテは晴れて正式な騎士に認められ、アンダルシアを救う使命を授かります。 (2) 一向はあちこち冒険した結果、伝説の賢者の知恵を借りるべく、賢者オルドネスが住む森を探索にでかけます。 オルドネスは、キホーテが最も尊敬して模倣している騎士のひとりである、ベルネブロスを加護する偉大な魔法使いです。 ...(ステージ2、森のダンジョン・モレーナの森) オルドネスはヒエラブラスの聖水によって呪いを解くことができるが、容易く譲る気はないと言います。 交渉の結果として取り付けた約束は、東の地・ネーデルランドにある"黄金輪"と呼ばれる秘宝との交換でした。 (3) 港よりガレー船に乗り込み、一行はネーデルランドにあるという風車の都を目指します。 しかし船は夜になると船員の姿が消え、モンスターの巣窟となっていました――船は呪われた幽霊船だったのです。 キホーテたちは邪悪な魔法使いフリストンの下僕たるアンデッドたちと、亡霊たちを率いるパラピーリヨを退治して船を掌握します。 ...(ステージ3、船のダンジョン・幽霊船) (4) 嵐の中、命からがらネーデルラントに辿り着いたキホーテたちを待ち受けていたのは、風車の都マイデルスロートでした。 都人の話によると、何年も昔に岩の巨人キンデルダイクに襲撃されて、黄金輪こと秘宝アルクマールは強奪されたようです。 キンデルダイクを討伐するため、一向は山頂にある大きな館(城)に住む伯爵エルスハウトに協力を求めます。 エルスハウトは快く承諾して一向を泊めてくれることになりました。 しかしそれは罠だったのです。食事に入れられた薬によって眠らされ、気づくと牢獄の中にいました。 キホーテたちは看守を騙して脱獄に成功し、エルスハウトを追い詰める、彼は激昂して邪悪な正体を明らかにします。 エルスハウト伯爵こそフリストンが加護する騎士にして、魔人ゴーレム・キンデルダイクだったのです。 ...(ステージ4、城のダンジョン・リデルザール) キンデルダイクを倒したことで、秘宝アルクマールを手に入れました。 これでオルドネスとの約束を果たすことができます。 (5) こうしてヒエラブラスの聖水を獲得した一行、アンダルシアの姫は回復して、めでたしめでたし。