;----------------------------------- ;巨悪の根源ちゃん攻略げーむ ;----------------------------------- ここは混沌と暴力が日常化し、邪悪が正義として跛雇する暗黒地帯。 秩序はなく混濁する人種の増蝸を支配するのは、絶対権力者を擁する鉄(くろがね)帝国。 君は隣国に雇われた密偵で、この鉄帝国を支配する皇帝の正体、秘密のベールに閉ざされた巨悪の根源たる人物を特定する任務を帯びていた。 鉄帝国への門戸はいっでも解放されている。入植、移民するのは自由だ。 犯罪者など、どこにも逃げ場はなくなった凶悪な人物が、これまで大量に移住していると聞く。 入国は容易いが、出国するのは困難を極める。それが黒金帝国のお国柄とも言えた。 巨悪の根源は四天王を始めとする、鉄帝国近衛兵団に守られた黒耀城を根城にしているらしい。 約lヶ月の内偵の末、君はついに黒耀城へ潜入する重要な情報を手に入れた。 鉄帝国の皇帝、すなわち巨悪の根源たる人物の生誕祭が近々行われるらしく、その余興を行う芸人を広く募集しているらしい。 芸人として潜入出来れば、巨悪の根源の御前で芸を披露するわけだから、皇帝の正体を知ることが可能となる。 芸さえ披露できれば、皇帝の尊顔を拝見するのは容易いだろう。 問題はそのあとにあった。 恐らく芸を披露した後、君は記憶を消されるか、命を奪われる危険がある。 そうなる前に君は黒耀城を脱出しなくてはならない。 いや、皮算用はやめておこう。 先のことを考える前に、君は芸人として潜入するための面接を受けなければならない。 【黒暗転】 面接を担当するのは四天王のひとり、人面ケーンだった。 文字通り人の顔を持った犬で、君よりもイケメンだ。 人面ケーン 「静かにしろ! 報酬に魅せられてノコノコやってきたハイエナどもめ。いまからキサマらの芸が皇帝陛下に相応しいか否か、このオレが判断する。オレがルールだ。下らない芸を披露した者は容赦なく処刑するので冷やかしたいだけの連中はいますぐ帰れ!」 人面ケーンの咬呵によって、芸人志望の半数は駆け足でその場を逃げ去った。 君はどうする? ;----------------------------------- ;選択肢(残る/逃げる) ;----------------------------------- ;----------------------------------- ;(残る)を選択 ;----------------------------------- ここで逃げたら次の機会がいっ訪れるかわからない。 君は覚悟を決めてその場にとどまる。 人面ケーンを前に、人間や、亜人、悪鬼らが芸を披露している。 不合格になるものは多いが、処刑されるほど酷い芸を披露する者はせいぜい10人に1人程度で、誰が見てもバカにしているだろうという下らない芸なの で、同情する者はおらず、皆せせら笑っていた。 そうして君の出番がやってきた。 キミは何を披露する? ;----------------------------------- ;選択肢(小話/曲芸/一発ギャグ) ;----------------------------------- ;----------------------------------- ;(小話)を選択 ;----------------------------------- 君はとっておきの小話を披露した。 おもしろい話だ。 あるところにとても白い犬がいた。 全身が真っ白の大で、頭の先からしっぱまで全て白い犬だ。 そこまで話して人面ケーンが「それがどうした」と話を促したので、君は得意げに「尾も白い:」と言い放った。 笑いではなくどよめきが会場を覆い尽くす。 気が付くと目の前に巨大な斧を持った単眼の巨人が立っていた。 斬っ! という音と共に、いままで見下していたはずの人面ケーンに見下されている。 君の首は胴から切り離され、床に転がっていた。 君はそのことに気付くと同時に絶命した。 (GAM EOVER) ;----------------------------------- ;(曲芸)を選択 ;----------------------------------- 君は準備のため全裸になると、長さ2メートルはあるアナルビーズを取り出す。 そうしてそれをおもむろに自分の尻穴に押し込んでゆく。 茫然と見守る他の参加者たちを尻目に、容赦なくビーズを押しこむ。 半分くらい押し込んだところで、片手を口に突っ込んで喉の奥からあらかじめ飲み込んでおいたビーズを引きずり出す。 そうして日から手を抜き出し、あたかも尻から口にアナルビーズが貫通したかのように取り出す。 大受けする聴衆。 人面ケーンも苦笑している。 君は合格を確信した。だが結果は不合格だった。 余りにも下品過ぎて皇帝の目が腐るというのが理由だった。 →(お魚コース) ;----------------------------------- ;(一発ギャグ)を選択 ;----------------------------------- 君はかねてより温めていたギャグを披露すべく、舞台の中央に立った。