ホラーゲーム(仮) -登場人物 ヒキオ(仮、名前みんなで考えましょう): 17歳。成績優秀で地頭も良いが、性格は悪くはっきりものを言うため姉子以外でリアルに友達はいない。 高校でクラスメイトに反感を買い、シカトや軽い嫌がらせを受けるようになったため、煩わしく感じ不登校になった。 姉子のことは憎からず思っているが、姉子の彼氏には同年代のもっと一般的なリア充男の方が相応しいと思っている。 霊や祟りなど非日常の存在は信じていない。 姉子(仮、同上): 19歳。女子大に通う大学生。年齢にしては考えが幼く、天然ボケ。 小学校のとき集団下校で家が近所のヒキオと一緒に登下校するようになり、早熟だったヒキオに懐く。 友達は女の子が多く、ヒキオの頭が良く頼りになるため、何かあるといつもヒキオを頼りにしていた。 人並みに怖がりだが、怪談やホラーなどが好きで、大学ではオカルトサークルに属している。今回、サークルで夏休みの課題として怪談や心霊スポットの記録、撮影など珍しいオカルトネタを一人一つ集めてくることになり、ヒキオに同行を依頼する。霊感が強い? 祖父母:特に特徴のない人物。 長男夫婦:同上。 長男夫婦の息子A: 長男夫婦の息子B: 長男夫婦の息子C: 他登場人物、適宜追加 -本編 ●起-a  夏休みに入る少し前、ヒキオの自室に姉子がやって来て、サークル活動を手伝って欲しいと依頼する。 ●起-b  夏休みに入り、田舎にある姉子の祖父母の家に向かうヒキオと姉子。 (----- 起a-bでは適当にコメディチックな掛け合いをさせ読者のキャラへの感情移入を促進する。ベストエンディングへのフラグとなる、姉子の好感度ageの選択肢の配置 -----) ●起-c  夕方、姉子の祖父母の家に着く。家が古びた日本家屋から鉄筋の三階建て二世帯住宅に建て替えられており、姉子はがっかりする。  祖父母の家で祖父母、長男夫婦、長男夫婦の小学生の息子二〜三人(結婚が遅かったため子どもが小さい)に会う。  田舎に帰った理由を話すと、蔵が森に入ったすぐのところに昔使っていた蔵があると教えてくれる。 ●起-d  その夜は平穏に過ぎていく。(省略可) ●承-a  翌日の午前中、蔵に訪れるヒキオたち。蔵の中の古めかしい道具や突然の物音に驚かされ、木箱に入った能面を見つけてビビリながらも、結局蔵に異状はなく、他にオカルティックなアイテムもなく、怪奇現象の類も起こる気配すらない。 (----- 選択肢を配置するならば、蔵で何かお助けアイテムを手に入れる選択肢。それがないと死亡エンド行きにする(クソゲー?) -----)  蔵を出て他のオカルトスポットを探しに行こう、ということになる。  蔵の入り口の扉が開かなくなったなどと嘘をついて姉子をからかうヒキオ。怒る姉子。  一旦祖父母の家に戻ると、小学生である従兄弟たちに遊びに誘われる。他のオカルトネタ候補地にはまた翌日行くことにして、また祖父母の家に泊まる。 (ぬるいコメディ調はここまで、以後シリアス基調) ●承-b  夜中、別の部屋で寝ていた姉子が起こしに来る。何か家の中の様子がおかしく、トイレに一緒に行って欲しいと頼まれる。 (----- ここから恐怖体験、内容変更可 -----)  廊下に吊りさがる能面(女系と呼ばれる、小面などが知られる能面。絵師さんが描いてくれたやつ)。能面からはなぜか赤ん坊の泣き声がし、「憎い、姉子、憎い」姉子の名前を呼ぶ。能面は、既に遭遇した家の中の誰かを(食い?)殺していた。ヒキオと姉子は逃げようとするが、なぜか家から外には出られない。 (ここらでさらに家族のうち何人か死亡するなど) ●転  ヒキオは次第にオカルトにはオカルトの論理があると考えるようになり、対処法を必死で考える。  能面に宿ったものの正体は、産まれてすぐ縊り殺された女の子たちが一つの悪霊となったものだった。赤ん坊の泣き声なのはそのため。 (実は戦前、姉子の先祖に頭のおかしい当主がおり、跡継ぎの男の子を早く得たいと望むあまり、産婆と結託して産まれたのが女児なら縊り殺させ、妻(か娘?)には死産だった、不具だったなどと説明していた。  それ以降はたまたま男の子しか産まれなかったため、生まれた悪霊が活性化することはなかったが、一族の血を引く唯一の女である姉子が蔵に入ったことがトリガーとなり、嫉妬、恨みで活性化した。  名前すら付けて貰えなかった女の子は、名前をつけて呼ばれることで成仏する。 ●結と見せかけて二回目の転 (----- 自分から非日常に飛び込んで行った前半に対し、日常的なシーンに突然非日常からの恐怖の浸食を起こさせるのが狙い。  そのため舞台はサークルの用事で大学でも、事情聴取で赴いた警察署でも、デート先のショッピングモールでも何でもよい。 -----)  日常へ帰ってきた二人。  一度途中経過の報告でサークルメンツが集まることになり、ヒキオも仕方なく付き合う。  夏休みでがらんとした大学に入る二人。能面には、実は二枚目があった。次男一家が持ち出していた能面にも悪霊が取り憑いていたのだった。  次男一家を惨殺した能面は、姉子のいる大学に既に入り込んでいて、サークル仲間も惨殺されていた。 ●結  その場にあるものを使い、悪霊から逃げる二人。ヒキオは考える。なぜ名前を付けて呼んでいるのに成仏しない? (なんか適当な理由を考える) 土壇場でヒキオが解答を得る、あるいは倒す方法を考えるなどして、間一髪で助かる。 ●エピローグ 「そういや婆さん、あの能面って……三枚あったんじゃなかったか?」 終わらない恐怖的なオチ -既知の問題点 ・全編を通じて陳腐感、既視感あり(プロットをでっち上げたライターのせい、斬新なアイディア募集) ・建物から出られない理由はどうするのか?(なぜかドアが開かないというおきまりの悪霊の霊的パワーでいい気がしてきた) ・過去の、悪霊が生まれた原因は誰に語らせるのか? ・二枚目の能面の性質が違う理由はどうするのか? どういう設定にするのか?(斬新な(ry) 全て叩き台なので未確定です。